雨がなかなか降り止まない。
少し小降りになったので、八時前になってやっと重い腰を上げ、ラジポン交換作業に入る。
本当は、夜間の湿度の高いときにブレーキの整備なんてしたくないのだが、今後のスケジュールを考えて、一気にやっつける事にした。
とりあえず、マスターシリンダー周りの塗装部分にビニールとウエスで養生して、
ノーマルのマスタ-を外しにかかる。
タンクからジェットオイラーでフールドを吸い出し、
その後バンジョーボルトを緩めて、ホースから分離させる。
ハンドルにクランプしてあるボルトを二本外して、
ブレーキスイッチの配線を外せば、簡単に外れる筈。
が、前述した通り頼みにしていたLEDのランプを落下させてしまい
暗い中での作業になってしまった(泣)
取り外しは、簡単だったのだが
取り付けは苦労の連続。
スペース的にキツいのは、十分分かっているつもりだったのだが
ブレーキホースや配線の取り回しが思った以上にキツいわこりゃ
事前にネットで調べたサイトで、二種類の取り回しがあったのだが
どちらもかなり無理矢理っぽい...
明るい時間にやり直そうかと思ったのだが、来週末には遠出が待っているし、ここまでバラバラにした状態で雨の中放っておける筈がない。
どうにかバランスをとって(と言うより完全に妥協の産物)組み上げた。
せめてもの救いは、エア抜きの時間が5分位で済んだ事。
過去の経験から、マスター交換やブレーキホース交換の時は
「交換10分、エア抜き一時間」なんて事はよくある話。
今回短い時間で済んだのは、ホース部分のフールドは抜けていなかった事と、
マスター自体にエア抜きのバルブが付いていたため(見えにくいが写真参照)
これが有ると無いとでは大違いですね。
そもそもエアは、上の方に上の方に上がってくるものなので、
キャリパー側から抜くよりも、上側から抜くのが効率がいい。
これがない時は、わざわざバンジョーボルト緩めてエア抜いていたから、スゴい進歩ですわ。
作業終わって暗い中、ろくに確認していないが、各部の干渉やホース類の取り回しの無理矢理さが非常に気になる。
調整してどうにか妥協点は探したつもりだが、気にしなければ気にならないような気もするが、自分で作業した分、納得がいきません。
現状でベターの処理をしたという自信も持てず、非常に後味が悪いです。
これで、効果があってタッチに満足すればいいけど、それほど効果がなければ、元に戻すかもしれません。
タッチがよければ、時間をかけてアジャストしますよ。
コメント