今年のGPは面白い。
シーズンオフのゴタゴタで、ビアッジやバロスが追い出されて
どうなる事かと思ったのだが、ところがどっこい!ニューカマーを含む若手の活躍で、ラストラップまで目の離せないレースが続いています。
一方、ロッシの不調は深刻そう・・・
ロッシが不調というより、ヤマハのマシンが不調なのだが
3戦消化しても上昇の気配なし。
第2戦の勝利や、ポイント差がトップとそんなに離れていないのは
決勝レースでのロッシの頑張りによるものでしょう。
今年前半のバイク雑誌を、これでもかというぐらい飾っていた
05’M1の詳細写真をみると、なんかこうオーラが出ているというか
機械としての完成度がスゴく高いという事が、写真を見るだけで分かるほどだったから、アレを一から作り直して、更にレベルをあげていくのは大変な作業なんでしょうね・・・。
ただ、それはホンダのヘイデン車も同じ。
ホンダ勢の中でも彼だけは、先行開発型の新型マシンに乗っていますから。
オフシーズンのテスト前半では、ヤマハのニューマシンの調子が良く、逆にヘイデン車の方は、サテライトやペドロサが乗る従来型より明らかに遅かったため、ヤキモキしたものだが、今や完全に立場が逆転してしまっています。
こういう事は、長いGPの歴史の中で何ども繰り返してきた事で
途中で前年型に乗り換えた例(84年のスペンサー)や、ワークスチームがプライベートチームからフレームを調達した例(92年頃のチームロバーツ)もありましたね。
さて、今年のM1は失敗作なのか・・・。
ただ、熟成不足なのか??
マシン弄りの好きなロッシなら、とっくに判断できていそうなものだが・・・。
新型に可能性を見いだしているのか?
ただ単にメーカー側の圧力で使わざる得ないのか?
ドッチナンダロネ???
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