少し早い誕生日プレゼントに、最近話題のゲーム「ツーリストトロフィー」をもらったので、少しプレイしてみた。
走るのは最も好きなサーキット、鈴鹿。
ゲームのたぐいは大の苦手のため、かなりへたれ走りなのだが、
きれいなグラッフィクは、しばらくGP開催から遠ざかっている、あの風景を思い出すのには十分だ。
鈴鹿はTV中継のGPやF-1で何度も見ているし、一度は現地に足を運んだ唯一のサーキット。
コース図は中学生の時から頭に焼き付いているし、2コーナーからダンロップまでの上りが、テレビで見るより実際はすごく上り坂になっているのも知っている。
ただ、最初の一周目にびっくりしたのが、ヘアピン先の新しく出来たシケイン。
その後何度走っても、全然リズムに乗れません。
そもそも、あの後にあるコーナー(通称マッちゃん)が、超高速なのにエスケープゾーンがあまりにも貧弱なため、新設されたポイント。
あれで確実にリズムを狂わせられます。
確かに、マッちゃんの通過スピードは落ち、安全にはなったのだろうが、近年主流のストップ&ゴーのサーキットと違い、流れるような鈴鹿のコースレイアウトが、台無しになってしまったように感じられる。
そもそも、ストップ&ゴーサーキットが主流になったのは、F-1のレースを重視したため(そうでないとパッシングが出来ないらしい)
四輪をエスケープゾーン内でとどめておくために採用された深いグラベルは、二輪がオーバーランした時にコースに戻るのを困難にしてしまったし、鈴鹿のもう一つの変更点、130Rのアウト側のアスファルト部分も、二輪の安全面では果たしてどうなのか???
その安全面が問題になって、鈴鹿でのGP開催が中止になっているのだが、見ていてこれほど面白いサーキットは無いと思うので、一年でも早く、復活を望みたい。
チャンピオン争いが佳境に入った頃に、日本にやってくるモテギも良いが、やはり、桜の季節に鈴鹿でGPマシンが走るのがもう一度見たいです。
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