数日前から噂されていましたが、ついにマックス・ビアッジが引退を表明しました。
今年は大波乱の末にWSBのチャンピオンを獲得しており
チャンピオンのまま、余力を残しつつ引退することになります。
ビアッジといえば、日本人ライダー全盛期に250で連覇をつづけており
速くて強くて、憎たらしくもあるライダーでした。
原田の名言「ビアッジに負けたんじゃない、アプリリアに負けたんだ」が印象的ですね。
その後、アプリリアはチャンピオンを撮り続けた自国のライダーの首を切り
原田を獲得し、原田は念願のアプリリアでチャンピオンを目指すわけですが
この年ホンダに乗り換えたビアッジは、あっさりとチャンピオンを防衛してくれました。
これで原田がチャンピオンになってたら、最高にかっこ良かったんですが
ビアッジが一枚上手だったようですw
その後、GP500にステップアップ
1戦目の鈴鹿でポールtoウインを決めたのにもビックリしました。
当時の絶対王者のドゥーハンも焦ったでしょうね。
ロッシの台頭や、マシンのめぐり合わせ、ホンダとの確執
いろんな理由からMotoGPでのチャンピオンはとれませんでしたが、
偉大なライダーであることに、間違いはないでしょう。
最近のWSBは映像ではフォローしてないので
個人的には、いささか過去のライダーになってしまった感はありますが
最後にチャンピオンをとって辞めるわけですから
これ以上のやめ方はないでしょう。
五体満足で余生を送れる訳ですし・・・
当時ライバルだった日本人ライダーは、みんな引退しているから
ずいぶん長いあいだ、一線で活躍したんだなぁ(しみじみ
これからどういう活躍をするのかはよくわかりませんが
アプリリアとの関係は継続していくようなので、この世界には関わっていくのでしょう。
これからのビアッジにも期待したいと思います
※写真は我が家のプラモデル。
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