CBR1000RR転倒修理後はNSF整備。

フロント周りを整備していきます。
カウルを外して、エキゾースト周りも外す。

いつも使っている拾ってきた介護用椅子??に乗せて
フロント周りをフリーにしフォークとステムを外していきます。
フォークオイル交換
まずはフロントフォークのOIL交換
できる限り頻繁にやりたい整備ですが、約半年ぶり

使用オイルはSUZUKIエクスターの15番。
フォークオイルの粘度はメーカーによって違うのはどうにかならないものか?
バイク用品店とか、ネットを漁ると各メーカーの粘度比較表がありますが、それを参考に選んでいます。
確かスズキ(エクスター)とカワサキはほぼ一緒なのでどちらか在庫ある方を買ってますね。

作業自体は何度もやってるので難しいことは一切なくありませんが作業の手順を見直す意味で書き記す
- フォーク外す前にトップキャップを緩める (外したあとだと緩められない)
- フォークを外しスプリングなどの内部部品を外しながらオイルを抜く。何度も収縮させてしばらく逆さまで立てかけておく。
- 内部の部品は一応パーツクリーナーできれいにしておく(布で拭くと繊維が付く可能性があるので、繊維の出ないペーパーで拭き取る。)
- 新しいオイルを入れ何度か収縮させてしばらく放置
- 内部部品を入れる前に油面を合わせる。
- 内部部品を入れトップキャップのOリングにオイルを塗ってから締める
単純作業ですが、確実かつ効率よくやろうとするとある程度のスキルと工夫が必要
ステムベアリンググリスアップと組み直し
フォークオイル抜いている間にステム周りチェック。

レースは上下とも打痕とかもなくキレイ。

ベアリングなどについている古いグリスを、パーツクリーナーで洗い流してキレイにする

RSPEEDのSuperグリスを多めに擦り込んで組み込んでいく。

丸の部分の(ベアリングアジャストナット)をガタが出ない程度で手で締め付けて、ステムナットを規定トルクで締め付け。
多少ゴリゴリするけど時間切れなので、一旦組み付けて後日調整することに
納得いかないので後日再調整
次の休み。

再度フロント周りをバラしていく。

トップブリッジだけを取り外し再度締め付け具合を調整

ガタが出ないギリギリを狙ってベアリングアジャストナットを手で締め付け、ステムナットを5kで締め付る(規定は7k)動きをみながら、何度か調整し直し。
結果
フリクション少なくいい感じになりました。

ステム周りの整備に使用した道具類。
手に馴染んだ工具は最高です。
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