CBR600RRを乗っている間に、ユーザー車検を3回経験した。その他、付き添いも3度ほど。
大したことは書いていないが、自分用の忘備録、
沖縄県内で、バイクのユーザー車検を初めて受ける人のハードルを、すこしでも下げる役目ができたらなぁと。
さくっとまとめ
車検受ける場所
初めて行くと同じような建物ばかりでわかりにくい。
事前に下見をしていたほうが吉。
その際に予め必要書類をもらったり、書類出すところの雰囲気を見学したら、本番に焦らず安心。
昔のお役所とは違って、「初めてなので教えて下さい」と素直に言えば親切に教えてくれる。
当日までにやっておくこと
- 車体の整備(自己責任)
- 自賠責の更新・
納税証明書確保 - 車検予約
車体の整備は自己責任で。
正直、車検も落ちるような車体だと一般走行も危ないです・・・
洗車も念入りにしましょう
※ピカピカの状態で持ち込むのと、綺麗な状態で持ち込むのは、試験官も人間なので、対応が違うと思います
自賠責は次回車検までは最低でも入れないと受けられません。
自動車税を期限内に収めてたら、その半券を用意するだけなのでラクチンですが、遅れて払った場合は役所に納税証明書貰いに行かないとダメですよ(メンドクサイ)
※2025年より納税証明書は不要になりました
車検予約。
今はココのサイトで車検予約を取らないといけません。
飛び込み不可です!(注意)
これも慣れてないと、なんのこっちゃわかりませんが、落ち着いてやればOK
できるだけ早めの時間に予約すれば、予定外の事が起きても、その日のうちにやり直しがききます(その日のうちに再検査を受けるのは何度でも可)
ちなみに、車検の期限の一ヶ月前から、検査を受けることが出来ます。
※2025年より期限の2ヶ月前から車検を受けることができるようになりました
車検当日
事前に用意した書類を忘れずに
- 車検証
納税証明書- 自賠責保険の証明書(次回車検満期までの)
認印(2021年現在は不要になっています)- 定期点検記録簿(定期点検は車検後やりますと伝えれば、無くてもOK)
念のため最低限の工具は持参。
光軸の点検は、不合格になる可能性が高いので、事前に予備検査場(私は、陸運事務所のすぐ手前にある所をいつも利用しています)に行って調整してもらいます。
注:平成27年9月1日以降はヘッドライトの検査方法が変更になったようです
※2021年12月現在、沖縄でバイクの光軸はまだハイライトで検査するようです
一番最近の予備検査場で払った2輪の光軸検査は1100円でした。
注意:予備検査場により2500円という値段設定されてるところもあります。
※同時に構造変更(2人乗り→1人乗り等)を行う場合は
車体の採寸や重量の計測も行うので、直前にガソリン満タンにすること。
書類手続き
陸運事務所入口入ったらすぐ右側の窓口があるので、ユーザー車検であること、不慣れなことを素直に告げて指示に従いましょう
今は本当に親切に教えてくれます。(場合によっては、車体に付ける小さな初心者マークを貸してくれることも)

※2021年の検査の際は、一番書くのが面倒な「自動車検査票」という用紙が、現車検証のバーコードを読み込む事により、自動で発行されるようになったのでだいぶ楽になりました
作成する書類は

自動車検査証

継続検査申請書(OCRシート)

自動車重量税納付書
合計三枚。
写真ではもう貼ってありますが、証紙は

一度建物を出た1番窓口で購入
一つの窓口でもできそうな感じもするけど、そこはお役所と割り切って我慢しましょう。
※あくまでも、下手に謙虚にいきましょう。
職員の方も人間です。
揉めても、検査を受けさせてもらえないと公道は走れません。対応が悪くても我慢しましょう。
追記

証紙・印紙は陸運事務所裏手の沖縄県自動車整備振興会でも購入できます!
特に、第三ラウンドで受験する場合、お昼時間に自動車標板協会は閉まってしまい困るのですが、こちらで普通に売ってました。しかも親切!
プロの方々は日常業務かもしれませんが、われわれユーザー車検民は2年に一回しか行かないので、手続きに慣れてないのは当たり前。
これは車検とは関係ない話しですが・・・
2025年現在 陸運事務所の庁舎内外からゴミ箱が撤去されていました。
お昼の弁当などを食べても捨てる場所が全く無いので注意。
キッチンカーでカレーを買ったのですが、捨てる場所がなくて非常に困ったのですが、上記の自動車整備振興会の2階にはゴミ箱ありです。
自走で行ってるので大変助かりました。
検査本番
2025年の車検時より検査コースの場所が変更になっておりました

以前はバイクはD/Sコースで受験だったのですが
今回からは4コース(一番左レーン)が二輪専用になってました。

検査は
- 前後ブレーキ・スピードチェック
- 排気ガス検査
- 目視による検査
- 音量測定
の順番。
ライン上でも落ち着いて、職員の方の指示に従えば無問題。
結局難しいことは何もない。
でも、数年に一回の車検だと手順も忘れるし
それなりにドキドキするもの。時間だけは十分に余裕をもっていれば、慌てずに対応できるはずです。
概算費用
- テスター屋さん:1,100円
- 自動車重量税印紙代:4,600円
- 自動車検査証紙代:1.300円
- 自動車検査登録印紙代:500円
- 自賠責24ヶ月分:5.560円
合計 13,600円
これは(2025年11月)に受けた時の費用です
変更されている可能性もありますので、あくまで概算ということで・・・
※自賠責は沖縄価格になってますのでご注意を
まとめ
ユーザー車検は、落ち着いてやれば難しいことはありません。ただ不慣れなので、慌てるだけです。
2年に一回しか受けないのでなかなか慣れません。
が、費用的に安く済みますので
平日に休みが取れる人は、やって見る価値あり。
一度受けてみると
車検制度というのが、どういうものなのか実感できます。
ハッキリいうと
- ノーマルで(合法的改造で)
- 液体漏れ無くて
- 燈火類が切れてなくて
- タイヤの溝があれば
普通に合格しちゃいます。
ただ、合格したから安全かというと、それは全く別の話。
例をあげれば、ブレーキの検査。
車検ではブレーキが極低速で、効きさえすれば合格します。
逆にあの程度の検査で不合格になるようだと、
危なすぎて自走で陸運事務所まで辿りつけません・・・
ショップとかに依頼すると、
ブレーキパッドが減っていたら交換を勧められると思います。
あくまで整備は自己責任で。
整備不良では自分の命が危ないばかりか、他人を傷つけてしまう可能性もあります。
整備に自信がない場合は素直にショップにお願いしたほうがいいです。
私のユーザー車検記
2008年(CBR600RR)
2010年(CBR600RR)
2012年(CBR600RR)
2015(CBR1000RR)
2017(CBR1000RR)
2019(CBR1000RR)
2021(CBR1000RR)
2023(CBR1000RR)
2025(CBR1000RR)

