初物づくしのダッチTT

伝統の土曜日開催をやめて
今年から日曜開催を始めたオランダGP。

開催曜日は変っても、伝統のダッチウェザーはご健在のようで・・・

moto3クラスでは
バグナイヤ(マヒンドラ)が初優勝。

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ライダーとしても、コンストラクターとしても初優勝です。

 

 

moto3クラスは

中上貴晶が、久しぶりの日本人優勝!

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2位には何度もなってるけど
調子崩したりした時期もあったりと、なかなか勝てませんでしたが
125ccでデビューしてから、キャリア111戦目での初優勝
やっと! やっと! 優勝!

久しぶりに流れる君が代に目頭が熱くなりました。

前回、日本人が勝ったのは
6年前の2010年。

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Moto2初年度の高橋裕紀以来。

Moto2 Rewind: Catalunya ←ここに動画あり

あの時は確か、トップを走るイアンノーネが
黄旗無視でライドスルーペナルティーを食らって、
の少し棚ボタ的な優勝でした。

 

動画はずっと中上が優勝したら貼り付けようと思っていた
レーシングライダーユニット「R4」のステージ

メンバーは
中上貴晶と、今年WSSを走る大久保光
全日本jGPクラス4連勝中の浦本修充
アイファクトリーからJP250に出場中の渋田晨央
の4選手。

大久保選手はまたやりたいらしいですがw

 

 

そして
ウエットでスタートして
途中大雨で中断し、2ヒート制になったMotoGPクラス

優勝したのはなんと

Moto3から飛び級で昇格しながらも、これまで期待はずれの成績しか残せなかった
ジャック・ミラー

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私はジャック・ミラーあまり評価してないので
正直、悪コンディションのレースでのマグレだと思っていますが

皆同じコンディションで戦って
優勝という記録を残したのは紛れも無い事実。

 

長く走っていた
コーリン・エドワーズも

ジャック・ミラーの去年のチームメイト
カル・クラッチローだって

ワークス経験もあり、GPのトップライダーとして認められているのに
結果としては未勝利ですから・・・。

凄いことに変わりはありません

 

おまけに
ワークス以外のサテライトチーム所属のライダーが優勝したのは
2006年トニー・エリアス以来、実に10年ぶり

これも超久々。

この2006年
ニッキー・ヘイデンが最終戦で劇的な逆転でチャンピオンを勝ち取るのですが
転倒したロッシとの最終的なポイント差は5ポイント

つまり
この時、最後にロッシが踏ん張って勝っていれば
チャンピオンはロッシだった計算になります

サテライトライダーのエリアスの最後の頑張りが
ニッキー・ヘイデンの逆転チャンピオンの奇跡を呼んだ、一瞬でもありました。

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ドラマだなぁ

 

 

 

 

 

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