小椋藍選手 日本人15年ぶりのチャンピオン獲得!

15年ぶりの日本人チャンピオン

先日行われたタイグランプリを2位でフィニッシュし、
残り2戦を残して、小椋藍の2024moto2クラスのチャンピオンが決まりました。

日本人が前回チャンピオンを獲得したのは青山博一選手(現チームアジア監督)が2009年に250cc最後のチャンピオンになって以来ですから、15年ぶり。

2009年の青山選手は、開発の終わった劣勢なマシンでアプリリア軍団に挑み、最終戦のコースアウトのヒヤヒヤもありながら、チャンピオンになったのが昨日のように鮮明に覚えています。

古い話をすると
1992年に原田哲也選手が250ccのチャンピオンになった際「片山敬済さんが1977年に350ccチャンピオンになって以来15年ぶり」という騒がれ方をして大昔のことだなと全く実感がわかなかったのですが・・・・

15年前の記憶を昨日のようだと感じてることに、自分が歳を取ったのを強烈に実感して凹んでしまいますね 笑

ライダーの評価

2年前に自らのミスでチャンピオンを取り逃がし、昨年は怪我の影響でイマイチなシーズンを過ごしてましたが、今年は前半の遅れを取り戻し、中盤からはタイヤマネージメントの巧みさ、集団で前に出れる強さを見せつけ、最後は余裕さえ感じさせる戦いっぷりでした

今年はアライヘルメットを被っているのにもかかわらず、MTヘルメットがメインスポンサーのチームに呼ばれてるし、来年はずっと支えてくれたホンダではなく、海外のチームからオファーを受けてアプリリアのマシンで参戦が決まっています。

メーカーの後ろ盾なしでのオファーや、スポンサーの問題も超えるほど、本人の実力が評価されている証拠なので、来年以降の活躍がとても楽しみ。

若いライダーの希望に

来年は小椋藍選手の他に、ソムキャット・チャントラ選手はホンダでのMotoGP参戦が決まっています。

アジア・タレント・カップに深く関わったアルベルト・プーチもパルクフェルメに祝福に来てたのがTVに写ってました。

身近にもアジア・タレント・カップのオーディションを受けたライダーも複数名いますし、その先が世界チャンピオン→MotoGPにつながっているということが明確になったわけですから、世界を目指す若いライダーの希望になりますよね。

昼間はツーリングでリアルタイム視聴ではありませんでしたが、夜から録画を見て胸が熱くなり忘れられない一日になりました。

手持ちはあまりありませんが、写真を何枚か貼り付けます

2019年 moto3時代。

※2022年 90度コーナーブレーキング。

2022年 ウイニングラン

2023年3コーナー

2024年 ビクトリーコーナー

2024年 2位入賞。

来年のトラックハウスレーシングカラーも撮るのも楽しみだな。

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