本日ウンケーと言う事で、明るいうちに仕事終了!
日が暮れる前に、チェーンの調整をしました。
簡単な作業なんだけど、暗い中でやると結構面倒なんだよね
普段のチェーンメンテナンスは、
清掃&給油(だいたい洗車or雨天走行後)は基本ですね。
これをしっかりやるか、やらないかでかなりチェーンの伸びが違ってきますよ(体感できるぐらいに)
あまり飛ばさない&チェーンメンテしっかりしている方(なおかつシールチェーン)はタイヤ交換まで、遊びの調整が必要ない方もいるかも。
あと、ノンシールチェーンは買っては行けません。
取り付けた人はもれなく後悔します。
「安物買いの銭失い」という言葉の意味を、思い知らされる事になります。
一度経験している方は分かると思いますが、UKOツーリングの距離をノンシールチェーンで走ると、一回で調整しないといけない位です。
後から書きますが、これでは理想的な遊び調整はできません。
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遊び調整の作業自体は、(言葉で書くと)簡単!
1、スタンドアップ
2、アクスルを緩める
3、アジャスターのボルトを回して、適切な張りに調整
4、元通りにアクスルを閉める
5、完成
ただ、一つ一つの作業に、ちょっとしたコツがありまして、
あくまでも私流ですが、自己確認の意味も含めて書きたいと思います。
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1、スタンドアップ
メンテナンススタンドがあればベストですが、無ければ、頑張ってジャッキアップしましょう。
遊び調整する前に必ず、チェーンの給油は済ませます(調整した後給油すると、チェーンの状態によって張り気味になったり、逆にゆるくなったりします)
2、アクスルを緩める
これはただ緩めるだけですね。コツはいりません。
唯一の注意点は、ちゃんとした工具を使う事。
大きなバイクはモンキーなんかで、緩めちゃいけません(笑)
3、アジャスターのボルトを回して、適切な張りに調整
普通チェーンケースや、サービスマニュアルに遊びの量が明記されていると思います。
例:25ミリ~40ミリ
私は意識して、大きい方の数値に近づけて調整しています。
遊びが不足すると、サス自体が縮まなくなり、正確な走行に支障が出ます。
バイクに跨ってみるとすぐ分かりますが、サスが沈むとチェーンの遊びは小さくなります。
そもそも、そのために適切な遊びが必要なんですから。
(サスストロークの大きなオフ車は、タルンタルンに調整されてるでしょ?)
※前述したノンシールチェーンは、伸びが早いため
ついつい張り気味に調整したくなってしまいます。
そうすると、よけいにチェーンも伸びるし、サスは動きが悪くなる悪循環・・・
やはり、伸びにくいチェーンで緩めに調整(もちろん規定内で)が吉でしょう!
Tレン大活躍その1
アジャスターの形式はバイクによって違いますので、コツはあると思いますが、私の場合写真のようにTレンを使って調整しています。
基本的に私は、アジャスター目盛りは信じる派なのですが、
最後は微妙な調整になるので、どれだけ回したか柄の角度で一目瞭然把握できるTレンが個人的には便利なのです。
4、元通りにアクスルを閉める
あとは、元通りにアクスルを閉めるだけなのですが、この作業には結構コツが必要
やった事ある人なら分かると思いますが、何も考えずにアクスルを締めると、左右方向にずれタイヤが斜めを向いてしまいます
それを防ぐために、タイヤを前後方向(アジャスターの形状によって前に押したり、後ろに引っ張ったり)に保持しておく必要がありますが、その際、下の写真のように、スプロケとチェーンの間にTレンの柄を噛ましてやれば、後はアクスルを締め込むだけです。
この技を初めて教わった時は、目から鱗でした・・・(感動)
Tレン大活躍その2
あと、アクスルは締めすぎると、回転が渋くなったり、最悪ベアリングが逝ってしまいますので、できればトルクレンチの使用をお勧めします。
2980円の物でも、テルクレンチよりはマシなはず!
長文スマソ
PS:モトクロスの元ワークスメカニック、現在工具屋さんをやっているこの方のページは非常に参考になりますよ。
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