エンジンの中身をチェックしてみました。

前回のレース後早速下ろしたエンジン。

とりあえず腰上分解してもらい中を見てみました。

前回は自分自身で組み立てたエンジン。
どういう状態なのでしょうか。

9年ぶりに分解

2人でサクッと腰上分解してチェック

シリンダーに変な傷もなく

ピストントップにカーボンは乗ってるものの
吹き抜けとかも無し。

問題のヘッドは?

写真撮り忘れましたが
ヘッドを外して燃焼室を見ただけで、排気バルブが奥に入ってるのが分かる状態。

バルブを外してもらうと
光明丹つけて、バルブ当たり幅計測して・・・

なんて面倒くさいことしなくても
一目瞭然排気側のバルブシートが潰れまくっています。

もうベタベタw

吸気側は普通の状態だと思うけど
こんなに状態じゃ、素人目にも気密性が保たれていないのがわかりますよね

BMWの燃費向上の秘密は、バルブトロニック
バルブ設計はエンジン効率に大きく響く。ポンピングロスをなくすためには、スロットルバルブをなくせばよいのだが。

※バルブの当たり幅の解説はこのページが詳しいかな。
当たり幅は狭いほうが気密性は高まるが、放熱性は確保できなくなるので
そのバランスが大事だと(なるほど)

排気側のバルブクリアランスを調整しても
すぐに狭くなってくるのも納得ですな。

KITACO ULTRA SEの不具合

最近になって、ググって知ったのですが

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SE-PRO ポート加工 - ペケ-プー
金曜日に予定より早くヘッドが入荷したので早々2りんかんへ取りに行きました〜 早速開封してチェック! ウルトラSEでは見るから銅の色をしたシートリングでしたがSE-PROはベリリウムっぽい色ですね〜 ウルトラSEのシートリングがすぐにヘタって...

上の3つのリンク先を見ても分かる通り
この年代のKITACO のULTRA SEのヘッドは、シートリングの材質が悪く
すぐに不具合が出る模様。

現在は

SE-PROという商品名で
しれっとモデルチェンジしてるのですが

メーカー側も完全に問題を把握して対策してますがなw

品番をすべて洗い出したのですが
バルブ本体とか、スプリングとかは変更されてなく
リテーナーも耐久性に難があったのか、スチール製に変更されていました。

後継のSE-PROのヘッド単体も入手できそうですが

対策済みのSE-PROのヘッド単体も入手できそうだし
コレを使えば、プラグホールとバルブシートの問題も解決しますけど

なんかねー

こんな状態になると
同じKITACOでの復活はちょっと考えちゃいますよね。。。。

さてどうしよう

NSFエンジン復活への道

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