Facom 40R
廃盤になっているので中古で入手したFacom 40R
※以前に一記事書きました。
Snap-onとの長さ比較。
だいぶ短いですね。
フィニッシュはミラーでも梨地でもない、悪く言えば中途半端、欲言えば絶妙な磨きで質感は高し。
特徴的なのはスパナ側の早回し機構。
各社から同じようなタイプも出てきてますが、Facomのやつがエレガントな雰囲気でさすがおフランスと言わざる得ない。
USAG
USAG製
こちらも全長短め。FacomとBETAと長さはほぼ同じ。
スパナ部のサイズが一番大きく、狭い場所にはアクセスしにくい感じ。デザインも独特。
こちらのフィニッシュもミラーでも梨地でも無い半艶な感じ。
持ち手の凹みはスタビレーっぽいし、太さも微妙に変化をつけていて工夫が感じられます。
USAG自体はどっかのグループに入ったんだっけ?
昔のイメージとはだいぶ変わった感じでした。
BETA
最後はBETA製
おそらく旧型だと思われる。
こちらもSnap-onと比較。
基本的に梨地なんだけど、スタビレーやハゼットとは全く違う感じ。
なんかギラギラしてるんですよね。写真じゃうまく伝わらないけど
刻印というか浮文字も光の反射で見えにくい
あと、独特なのは他の梨地工具はスパナ部分だけは磨きのフィニッシュなのに対してBETAだけは先まで全部同じ質感。
メガネ部分の肉厚も無駄に太くて安っぽい。
流石にアクセスするのに困るほどでは無いと思うけど・・・
BETAはモータースポーツイメージ強いし
グリップ付きのヘックス(96T)も持ってて愛用しているけど、なんかイマイチな印象だったな。
ただ旧型なので比べるのもフェアじゃないような気もしますけど。。。
新型も機会があれば比較してみたい。
まとめ
元々コンビネーションレンチは、Snap-onを使ってたのだけど不意にFacomの40Rの12mmだけを入手したのをきっかけに、12mmばかり8本も集めてしまったw
比較して思ったのだけど、各製品ともフィニッシュや形状であったりと、文化の違いが垣間見えて大変興味深かった。
名の通ったメーカーだと、当然ですが使い物にならない工具なんてなくて、完全に好みの領域。
今後もメインのSnap-onを大事に使っていくと思うのだけど、
余裕があればほしいと思ったのは、ハゼットとスタビレーかな。
現在13mmのみDeenを使ってるのだけど
改めてコスパ考えると、おすすめできる工具だなと思ったり・・・
沖縄という立地上、何種類もの工具を実際に見比べて購入するのが難しい中で、実際に手にとって見えてきたのは、コンビネーションレンチという比較的進化させる部分が少ないスタンダードな工具にも、違いを生み出そうとする努力する各メーカーの情熱でした!
さらに余談
今回工具の写真撮ったけど物撮りムズ過ぎ
特にミラーフィニッシュの工具だと映り込みが激しくて更に難易度大。
以前は物撮り用簡易ボックスを組み立てたりして、工夫していた時期もあったけど、手持ちで天井バウンスのみだとやっぱり仕上がりがいまいちですな。
こういう部分も突き詰めて行きたい気持ちはあるけど、時間と気持ちに余裕が無い・・・
人生は修行だ!
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