え?画像のフォーマットが変わってたの??
生活の一部になりすぎて
新しくなっても全くパッションを感じなくなったiPhone。
iOSのアップデートに関しても無頓着。
基本最新のOSを何の考えもなく使っています。
そして家でもMacなので全く気づかなかったのですが
iOS11から、iPhoneカメラで撮った時の
静止画と動画のフォーマットが変更になっていたんですね。。。
職場のWindowsでGoogleフォトからダウンロードした写真が開けなくて、
見慣れない拡張子になっていたことで発覚しました。
※HEIC??
調べてみると、圧縮率が高くJPEGと同等の画像で
データのサイズが約半分にできるんだそうな。
それは素晴らしい!
今は写真をパシャパシャ撮るし
デバイス上もiCloudにバックアップする上でも
いくら容量があっても足りないんでしょうね。
iOS11提供は2017年9月。なんで今頃気づいたのか?
Macは最新OSで対応してるんだろうけど
AdobeのLightroomでも、切れ目なくずっと問題なく扱えてたし
なんでだろうと不思議に思い、調べてみたところ原因がわかりました!
Dropboxが賢かった。
普段iPhoneの写真をLightroomに取り込む時は
Dropboxのカメラアップロードを経由して自動化しています
※ここに詳しく書いてた。自動化されててとても便利。
どうやらDropboxのカメラアプロードに保存する時点で
HEIC→JPGに変換されていたんですね
※これがデフォルト設定。
Dropboxアプリ賢い!
JPEG誕生から26年。いつまで主役で有り続けるのか
こういう事があってJPEGについて調べてみると
規格がキチンと制定されたのは1992年だということなので
もう26年も現役で使われてる規格だとのこと。
この流れの早い業界で
こんなに長く主流で有り続けるのは凄いことだと思う。
JPGの後にもっと優れた規格がいっぱい登場してるみたいですが
結局普及に至らず。。。
JPEGを作った団体に所属し、
画像処理の研究を行っている
拓殖大学の渡邊修准教授のインタビューが興味深い
JPEGはなぜここまで普及したのか? ~専門家に聞いてきた~
計10回連載モノなので、読むのも大変なんですが
上の記事から一部引用すると
今から新しいJPEGにかわるフォーマットを作って、それによってがJPEGが駆逐されるくらいに広まるためには、圧縮率が少なくとも10倍くらい上回らないと難しいと言われています。
HDDやSSDの中はすでにJPEGだらけになっていて、今さら新しいフォーマットに変換したりするのは非常に面倒です。それに、半分程度の圧縮率だと導入の費用対効果を見た際にコストダウンにはならず、採用されないでしょう。10倍、100倍の圧縮が可能で、画質もよくないと太刀打ちできません。
との事。
いくらAppleが頑張っても、圧縮率がJPEGの2倍ぐらいでは
とてもじゃないけどJPEGの牙城は崩れそうにないです。
結論:JPEGはまだまだ主役に居座り続けます!
でも、10倍100倍の圧縮できる規格を想像すると、ワクワクしますな
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