今まで安物のトルクレンチを使用していたのですが、ついにちゃんとした製品を入手できました。
(今まで使ってたやつはレースの時に、トルクレンチ持ってないという大学生にあげちゃった。)
工具好きとしては、使用後に最低値まで戻す必要のないスタビレーも検討したのだけど
お財布具合が寂しいのと、日本人なら絶対的定番のトーニチだろうということで、トーニチにした
トーニチの中でもチョイスしたのはこれ。
トーニチのラインナップの中でも、
モータースポーツ用と謳われているMTQLシリーズ。
3種類の中間のレンジ
10-70Nmに対応するMTQL70Nというタイプ。
なぜモータースポーツ用として売られているかは謎ですが
- 対応するレンジが広くなっている。
- ワイドレンジの弊害か、精度がレギュラーシリーズの±3%→±5%に落ちている
- ほかのシリーズが梨地なのに対して、こちらは表面がポリッシュ仕上げになっている。
- 専用の樹脂製ケースが付属している
という部分がレギュラーシリーズとの違いっぽい。
10-70Nというレンジの設定が絶妙で、NSF100の整備だったらエンジン含めこれ一本で対応できるのはありがたい(精度考えるとエンジン用に、一番小さいやつも欲しいけど)
さすがにCBR1000RRのアクスルシャフトとか、車のホイールナットとかはもう1サイズ大きいタイプになっちゃいますが、あのあたりの領域になると多少誤差があっても問題ないと思われるので、今まで通りスエカゲ製にお世話になるでしょう。
一応撮影
一度部屋に上げたので一応撮影。
付属の樹脂ケースはそれなりにしっかりしていますが、サイズが専用では無いようで収納すると残念な感じですが、個人的にはケースは使用しないので無問題。
中には取扱説明書と校正証明書
出荷時のトルク値。
誤差は製品の基準値内に収まっている模様。
相変わらずの天井バウンス適当撮影なので、ある程度のクオリティで許しておくれ。
光物撮るのは難しいのだよ。
おしりのロックを外してトルク設定。
主メモリで大まかに合わせて、副メモリで設定します
老眼には見づらいのは欠点ですが、これは慣れるように頑張る。
トルク設定しているときのクリック感が、安物には無かった節度のある感触。
規定トルクに達したときのカクっと感は、やはり安物とは一味も二味も違いますね。
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