ガタガタに萌える

重箱の隅をつつきたくて、NSF100のブレーキローターを購入。
中古ですが1日使用品ということで、程度は悪くない。

新品よりかなり安く入手できたのでラッキーでした。

届いたローターは上の動画通り、ガタガタw
知らない人が見ると不良品じゃないのかと勘違いしそうなぐらいガタガタ。

いかにもレース用!という感じがして
レース脳な自分はこのガタガタな感じが萌える!

ガタがある理由

よくレース中継を見ていると解説者が「バイクが振られると、ブレーキパッドが開いて次のコーナーで握り始めが効かない」なんて話がありますが、このガタがあるゆえの現象です。

じゃあガタが無くせばいいんじゃないと思うけど、ガタがある理由はサンスターのページで詳しく解説されていました

ホイールに取り付ける部分インナーと、パッドが接触する部分アウターを分割し、特殊なピンによって締結れている2ピース構造のディスクをフローティングディスクと呼びます。

ブレーキディスクはブレーキへの負荷が高いシチュエーション(サーキット走行やレースなど)では、公道走行の2倍以上の温度まで上昇することがあります。この時ブレーキパッドとの摩擦で作用しているブレーキディスクに熱膨張が発生します。

この膨張をフローティングピン付近のクリアランスによって吸収し、ブレーキディスクが冷えていく際に極力熱ひずみが発生しない様にする為にフローティングディスクがあります。

フルフローティングはアウターの熱膨張を吸収する為のクリアランス部分をフローティングピンによって締結する際に、テンションをかけて拘束する部材(ウェーブワッシャー)が無く、常にクリアランス分だけ可動出来る構造になっています。

これにより熱膨張の吸収がよりスムーズになり、耐ひずみ性能が高くなります。

引用元 SUNSTAR FAQよくある質問

なるほど!

いつも同じ遊びでブレーキをかけられるのは? ディスクのフローティングピンの重要な役割【ライドナレッジ032】 | RIDE HI(ライドハイ)
スポーツバイクのフロントブレーキには、制動面のディスクと内側でホイールをマウントするハブ(インナーローターとも呼ぶ)とを連結するフローティングピンが挟まっている。このピンには、常に同じ遊びでブレーキをかけるための重要な役割があったのだ!

ここの記事もわかりやすいですね

このディスクに期待すること。

使用に問題なければ、こちらをメインで使用し、今まで使用していたディスクをスペアにする予定。

早速、次の走行で早速テストしてみますが、外径も変わらないので劇的な変化はないでしょう。
初期制動は上がるというレビューは多いので、それを活かせる走りができるかどうか・・・

性能的な部分はさておき、あらかじめスペアホイールに装着しておけば、「雨が降るか?降らないか?」 微妙なコンディションのときは、ライバルを出し抜く大きな武器になってくれることでしょう。

※4月のククルでは、タイムアタックで一人だけレインタイヤに交換してフロントローを獲得した。

ホイールの数ぶんのディスクやスプロケがあれば、現在8-10分ほどかかっている前後ホイールの交換が、5分程度まで短縮できるので、ギリギリまで状況を見極めきれますからね。

そのあたりも自分でやらないといけないので、作業効率を良くするための工具選びなど、妥協せずに行っていきたいところです

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