2024 S-1GP OKINAWA STAGE 第3戦 参戦レポ

2024 S-1GP OKINAWA STAGE 第3戦

当日は梅雨ということもあり雨予報。
ただ、沖縄は1日中雨ということもあまりないので微妙なコンディションが予想されます
(第2戦は1日中雨でしたが・・)

レース当日
朝起きると雨は降ってない。

那覇から車を走らせ、サーキットに到着すると駐車場の舗装が乾き始めています。

設営やらブリーフィングやらやってるうちに路面は完全ドライに。
ただ、天気予報は微妙で雨雲レーダー見ると、私が参戦するMB-Rクラスの走行開始の時間に雨が降り出す予報になってる・・・

うーん微妙だ・・・

走行直前にレインタイヤにチェンジ

マシンに装着しているタイヤはドライタイヤ

走行10分前に小雨がちらついてきた。
走行終了までドライで行けるか非常に微妙な状況

レインタイヤに交換するとウォーマーで温める時間は取れませんが、急げば交換はギリギリ間に合いそうだ。

おそらく小雨は微妙に降ってるので、ドライ路面であっても全開ではなく探る走りになる可能性は大。

それならば、ドライで恐る恐る乗るよりもレインタイヤで走ったほうが精神的に楽なはず。

激しく迷いましたが交換を決断
急いで作業を行います。

作戦が功を奏しフロントロー獲得。

コースイン時には小雨が降っているが路面はドライ。
1-2Lはポンダーチェックして、日の丸が振られたら計時予選開始。

降り止まない小雨
最初はドライ路面だったけど、どんどんコンディションが悪くなりそうなので、一周目から全開アタック

予想通り徐々に路面コンディションが悪化していき、途中から完全なウエット路面に。(写真拡大したらけっこう降ってる・・・)

結局、計測一周目のタイムが一番良くてそのままチェッカー

Screenshot

2番手でフロントロー獲得です

おそらく、計測一周目はギリギリドライだったので、ドライタイヤの方が速く走れたはずですが(実際ポールを獲ったライダーはドライタイヤ)、不安なく走れるようにレインタイヤをチョイスした判断が功を奏しました。

フルウエットの感触もタイムも悪くない!

決勝A

午前中の決勝A。
路面は迷うことないウエット路面。

もちろん乾くに越したことはないですが、ウエットの感触も悪くなかったのでスタートミスらなければいい位置に行けるはず!

集中力を高めてスタート。
予選順位通りに1コーナーに飛べこみそうだったのですが、アウト側からフロントを高々と上げながら加速していく白いバイクが・・・

アッシュのバイクのパワーやばいな・・・

3位で1コーナー進入。

そのままの順位で数周しましましたが、アッシュのバイクが調子悪いのか、ペースが全然上がらない。

余裕でついていけるし、何なら抜けそうだ。

アッシュには過去に何度も周回遅れにされたけど、抜けるんじゃないかと欲が出てきた

車間を詰め、最終コーナーを素早く立ち上がり1コーナー手前で並びかける。

このラップでは抜けなかったけど、インフィールドは明らかにこちらのペースがいいので、次周のストレートで抜くべくテール・トゥー・ノーズを維持してたら、フロントからスリップダウン

ちょっと攻めすぎました

マシンを起こしたけど、焦れば焦るほどエンジンがかからない。

なんとか再スタートしたけど、次のコーナーでタチゴケっぽく2度目の転倒。

これで全車にラップされ実質的な終戦でしたが、再スタートして走り切ります。
ビリでも完走すれば、午後はリバースグリッドで前からスタートできるしね(リタイヤだと後方に回される)

気楽に走ろうと思ってたら、遠くに見えた前走車がどんどん近づいてくる。
5秒ぐらい後ろ走ってるトップのバイクも全然追いついてこない。

「あれ?なんでみんなゆっくり走ってるの?」一瞬レース終了したのかと勘違いしました。

恐る恐る走ってるグロム勢を膝を擦りながら抜きまくり、周回遅れから同一周回に戻してチェッカー。
雨は大嫌いだったけど、初めて楽しく走れました。

Screenshot

結果は5位でしたが、午後の決勝Bはポールからスタート決定。

午後もウエットでスタート失敗しなければ、ワンチャン優勝も狙えるペースがあります。
雨ヤムナー

※決勝A動画(Jack夫妻提供)

決勝B

お昼休みを挟んで決勝B
食事している間に、路面は再びドライに。

雨雲レーダー見るとみると、これまた走行時間頃に雨が降り出す予報。
うーん判断が難しい。

ドライタイヤに履き替えて待機。

走行時間直前にまたもや小雨。
雨雲レーダーも微妙。

ただ、もうレインタイヤへの変更はギリギリすぎてやりたくない。
他のライダーも同じ状況だったので、ドライタイヤで行く! 腹をくくりました。

決勝B、ポールポジションから
スタートも無事に決め、ホールショットからトップで周回。

人生初のラップリーダーはとても気持ちが良い。

アッシュを従えて数周。
午前中は抜けそうと勘違いしてたけど、自分よりは1秒は速い。

耳栓してても、2ストの半クラ使ったときの排気音がものすごく早いタイミングで聞こえてプレッシャーでしかない・・・

バックストレートでオーバーテイクされるも
終盤まで2位キープ。

レース終盤には、OKIGROMERのエース、ウッチーが追いついてくる。
自分のペースは上がらないし、持ちタイムでも実績でも彼が上だけど抜かれるつもりはない。

インを刺されるもなんとか耐え忍ぶ。

ラストラップにも、今度は1コーナーでインに飛び込まれたけど、なんとか抑えてそのまま2位でチェッカー!

※決勝B動画 (こちらもJack夫妻提供)

自己最高位かつ、前がリタイヤして棚ぼたとかでもないので、素直に嬉しかった。

Screenshot

まとめ

最終結果は決勝Aの転倒が響き表彰台には上がれず(4位)でしたが、レース参戦し始めて一番手応えがあるレースができました。

2月の第1戦での計時予選3位を上回る、2位でフロントロー取れたし、決勝Bでも2位チェッカー。

素直に嬉しいけど、一番の収穫はレインで速く走れたこと。
雨に対する苦手意識克服できたのはすごく自信になりました。

いつもはグダグダのスタートも失敗せずに、ホールショットも取れたし今後につながるかな。

第4戦は、苦手なマルチフィールド。
さてさて、どういうレースができるでしょうか・・・

公式動画を追加しました

3カメで見やすく編集されています。

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