主に写真管理の面から
乗り換えに苦労しているLightroomですが
画像処理面での、Apertureから乗り換えのメリットは凄く多いです
超強力なノイズ除去
これは前にも書きましたが・・・
比較画像で一目瞭然
ビフォー
アフター
Apertureでは「おまじない」レベルでしたが
Lightroomは「魔法レベル」
高価なフルサイズセンサーのカメラ使うのが
馬鹿らしくなってきます・・・
ノイズ除去と、シャープさはトレードオフなので
やり過ぎ厳禁ですが・・・
強力なレンズ補正
レンズの特性で発生する画面の歪みや色収差を補正できます。
これはキヤノン純正のDPPにもある機能ですが、
あちらがキヤノン純正レンズのみの対応なのに比べ
こちらはサードパーティー製のレンズにも対応しているのがメリットか。
(比較画像はTAMRONで撮ってます)
Apertureでは標準では対応していなく
有料のプラグインを入れていました(参考過去ログ)
処理前(湾曲した水平線に注目)
処理後(ピシっとまっすぐになりました)
風景を撮る私にはとても助かる機能です。
色収差も古いレンズだとか、
安いレンズだと、酷い収差が出る場合がありますが(高いレンズでも出ます)
これもうまく解消できます
処理前
処理後
ホント魔法のように、あっさりと・・・
凄いです。
残念ながら
レンズに投資するより、確実にコスパ高いです
キヤノンのピクチャースタイルをシュミレート
さらにもう一つ
これは、前に試用した時は全く気づかなかったのですが
カメラキャリブレーションで
キヤノンのピクチャースタイルが、シュミレートされてるんですよね。
(Nikonだとピクチャーコントロール)
ちょっと名前が変ってますけど・・・
- スタンダード→Camera Standard
- 忠実設定→Camera Faithfu
- ニュートラル→Camera Neutral
- ポートレート→Camera portrait
- 風景→Camera Landscape
で読み替え出来ます。
下記リンク先サイトを見ると比較画像がありますが
なかなか忠実に再現されてる印象。
Lightroom 実践力アップ講座 第4回 カメラプロファイルの特性を試す
キヤノンのピクチャースタイル「風景」は、
もともと自分好みの色(青)が出しやすいので、非常に助かります。
DPPからApertureへの乗り換えた時に、
好みの青が出せなくて、慣れるまで一番苦労した部分でした。
全ての画像処理に文句をいう人へ
こういうことを書くと
「インチキだ!」という人が出てきますが
この意見に軽く反論。
まず、キヤノンのピクチャースタイルですが
これはメーカーが銀塩カメラのフィルムを選ぶように
色彩を変化させるために搭載した機能
そもそも、フィルム時代は選択するフィルムによって色彩が異なっていたので
それを模しているだけの話です。
あなたの選んだフィルムだけが
真実を捉えているのですか?
何も考えずに撮って、出てくるJPG画像は
元のデータをメーカーサイドが最適と思った色彩で現像されて
一瞬のうちに吐き出してるだけです。
それのみが
真を写しているとお考えなら、別に構いませんけど・・・
もう一つ
レンズの補正の話ですが、
これも普通のコンデジではカメラ内でソフトウェア的に
気づかないうちに、自動補正されています。
RAWで撮れるコンデジで実験すると
補正されてないRAWだと、水平線がかなり湾曲しているのに
JPGだとまっすぐに補正されて出てきます。
詳しくはここで→友人の及川さんが詳しく検証されてます
(非常に興味深い記事です)
かなりインチキっぽいですが
コストや大きさの制限が大きいコンデジで
最大の効果を得るために、こういう処理はありなのではないのでしょうか。
こういうのを完璧にするには
高価でクソ重いカメラとレンズが必要ですから。
結局は、メーカーの押し付け画像を、真の写真と考えるか
自分が記憶したイメージを再現してるのが、真の写真として考えるか
その違いなんでしょうけど、、、
そもそも
カメラという機能的に制限の多すぎる機械で
人によって基準が違う、真実を写す事に
無理があると思うんだけどな・・・
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