![a](https://takkaja.com/wp-content/uploads/2015/11/a-500x400.jpg)
Aperture
僕は君が大好きだ
今でも変わらず・・・
しかし君の開発を終了するとAppleが発表してから
僕はずっと不安な日々を送っていた。
すぐ使えなくなるのは無いことは解っていたし
Lightroomの圧倒的な現像力は解っていても、君の写真管理力は
数万枚の写真を抱える僕にとって欠かせない存在だった。
手助けが必要な時だけLightroomにスポットで頑張ってもらっていたが
もう先が無いのがわかってる君を、使い続ける事にどれ位の意味があるだろう。
ずっとMacが好きで
当然にようにiPhotoから君に乗り換えて
喜んで使ってきた。
しかし、冷たい事を言うようだが
所詮は道具でしか無い
僕は、僕が成長して、これからも理想のイメージを生み出していくためには
前に進み続けていかなければならない
立ち止まるわけにはいかないんだ。
今日、やっと決心がついた。
何度かの乗り換え失敗を乗り越えて
事前の綿密なリサーチと、膨大な作業にある程度の目処をつけ
どうにかLightroomを軌道に乗せ始めた今
HDDに残る、君のライブラリーはHDDの容量を圧迫し続けている。
奮発して3TBのモデルにしたので
まだまだ余裕はあるけど、君のデータを残しておくと
僕は楽な方に、楽な方に気持ちが逃げかねない
決断の時だ
![1](https://takkaja.com/wp-content/uploads/2015/11/11-500x287.jpg)
ライブラリーが2重になってしまったために、膨れ上がる写真の容量。
それは僕自信の未練の象徴だ。
好きだけど
好きだけど
前に進まなければいかないのだ・・・
思い返せば、メインマシン乗り換えの時
今年前半、HDDが突然死した時も、僕は、Time Machineに助けてもらい
このデータを守り続けてきた。
命の次に大切なデータ。
君のライブラリーを自らの手で、葬り去る日が来たのだ・・・
ピクチャフォルダの中で輝く、Apertureのライブラリ
その一項目を選択し、ゴミ箱に放り込む。
そしてゴミ箱を右クリックして、ゴミ箱を空にする
このデータがこの世の中から無くなるわけではない
デジタルデータはそっくりそのまま劣化もせず、Lightroomのマスターにコピーされている。
それでも、やはり感傷的になってしまう瞬間だ
Apertureとの思い出が走馬灯のように蘇る・・・
流石に900GBを超えるデータだ
瞬時にゴミ箱が空にはならない・・・
処理されるまでの何分間か、
iMacの画面をただ眺めていた
思い出に浸るように・・・
![3](https://takkaja.com/wp-content/uploads/2015/11/3-500x288.jpg)
結果、写真のデーターは半分に!
iMacは空き容量を取り戻した。
![2](https://takkaja.com/wp-content/uploads/2015/11/21-500x281.jpg)
非常に未練がましいようだが
Apertureを立ち上げてみた
当たり前だが
きれい、さっぱり一枚の写真も表示されない。
寂しいが
僕が決断したこと
前を向いて歩いていくために、僕自身が選んだ道なのだ
後悔はない
いや後悔はしない!
これからも僕は、理想のイメージを追い求めていく。
いままで、ありがとう
Aperture!
コメント