

午前中のすべてのレースを終え、お昼休み日は雨も止んで一部青空が見えてきました。
気温は低いけどすぐに路面は乾き始めて順調にいけばドライレース

ただ雨雲レーダーを見ると
MB-Rクラスのレース開始が2時10分予定なところ、2時から降り出すとの予報。
風も冷たくなってきたし、非常に判断が難しいですがライバルはドライタイヤに交換し始めたのでこちらもドライ仕様にチェンジしていきます。

ウエットのために全抜きしたリアサスのイニシャルを掛けなおし、前後ホイールを交換。
バンクセンサーも分厚い雨用からドライ用へ。

気温は低いままなので、完全冬用のジェッティングで変更なし。
少し多めに暖気しておきました。
エンジンが掛からない
スタート時間が近づき、小雨がちらついてきたけど今更何も変更できないのでできることをやる。
時間ギリギリまでタイヤ温め、コースに向かおうとエンジンを掛けようとするとキックを繰り返してもなかなか始動しない。冷間時は一発始動なのに温まるとエンジン掛かりにくくなるケースは結構あって、いつもセッティングを見直すのだけどなかなか改善しない
丁寧に暖気したのが仇になったか・・・・

結局、周囲の人に手伝ってもらい押しがけして、急いでコースイン。
全員がコースインした後で、グリッドに並んでいる中縫うようにポールポジションの位置に。

ポールスタートからまさかの快走w
路面は80パーセントぐらいは乾いているが、ところどころウエットパッチが残ってる状況


シールドもメガネも曇りまくり、不安だらけのグリッドでしたが
自分でも嘘のようなロケットスタートを決め危なげなくホールショット。

その後、2周目のバックストレートでアッシュに交わされ2位へ。

次の周、目の前でアッシュが転倒。
なんでもないところでいきなり転んだので動揺しましたが
ウエットパッチの残る中でもできる限りスロットルを開けていく。

去年の6月もトップを数周走行したけど、あの時以来の前に誰もいない光景。
もちろん逃げ切れるはずはないんだけど気持ちがよい。
こちらもペースが上がらないのに
後続も追いついてこないのが走っていて?の状況。
結局8周目までトップキープ。

その後松本さんに抜かれて2位へ。
でも、トップに出た松本さんもペースは速くなく離されずに追走。


ラスト2周以降はペースが落ちて2台に抜かれて4位まで落ちたものの、トップから1.5秒遅れの4位でフィニッシュ。

残り周回数が全然わからなかったのでアレですが、最後に抜かれたのは余計だったかな・・・
もっと注意していれば押さえられてた
実力考えれば最上の結果ですし、身内は盛り上がったでしょうw

何よりも自分自身テンションが上がった
まとめ
朝からの氷雨でテンションは下がったけど
やはり完全ドライのレースよりは、荒れた天候の方が夢があったね。
以前はドライのレース以外は全く楽しめなかったけど
昨年一度まぐれでトップ走行してからは、気持ちよく走れるよりもコンディション悪くても前の方を走れた方が気持ちよいことが分かった。
自分にとってサーキット走行は自己研鑽で
気持ちよくうまく走れれば、順位なんて関係ないと思っていたけど
やっぱりレースをやっているわけで、争いごと好きではない負けず嫌いでもない自分にもそういう一面があるのだなと再発見してしまう。
一昨年までは、全レース周回遅れだったけど
去年からはフロントローに何回も並べたし、前の方からスタートすれば周回遅れにはならずに済んでる。
前からスタートを決めれば、しばらくはトップを走り爪痕を残せるのも分かった。
ただ、それはククル読谷サーキットに限っての話。
マルチフィールドや伊計島では常に最下位争いだし
周囲とのタイム差は大きく全く勝負にならない
いつまでたってもうまく走れないマルチフィールドは見たくもないけど
克服できれば1年通して楽しめるんだろうなぁ。
そこが課題。
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