昨晩遅くまで起きてたら衝撃の噂が!
「2022年いっぱいでスズキがMotoGPから撤退する」
どっかのサイトの飛ばし記事かと思い必死に調べてみると、海外のニュースサイトや有名ジャーナリストがこぞって話題にしている。
内容を見ると、どうもかなり確度の高い情報っぽい。
簡単にまとめると
- 2022年末でMotoGPを撤退する。
- 月曜日のヘレステスト後にスズキの偉い人がスタッフに説明した。
- すぐにスズキから正式発表される
という内容。
いきなりの展開に衝撃しか無い・・・・
なぜ今??
今年は開発もうまく行っていて戦闘力を発揮しているし(現在チームランキング1位)
今年で切れる、ミル・リンス両名との契約を希望しているという情報だった。
2020年にミルがチャンピオンを取ったあと、いきなりやめてF-1の世界に行ったチームマネージャーのダビデ・ブリビオの後釜の必要性を現場から求められて、元ホンダ・ドゥカティで手腕を振るったリヴィオ・スッポを口説き落としたのが今年。
実はチャンピオンを取った翌年いっぱいで撤退という噂も、スズキ開発陣に近い関係者から聞いていたけど、その当時そういう空気は世間にはなかったし、すぐに2026年までの参戦契約をドルナと結んだので、まさかという思いしか無い。
現場の落胆は想像を絶するほどすごいのだろうけど・・・
違約金とライダーのゆくえ
理由は色々と考えられますし、昨今の自動車2輪車業界の状況(電動化やユーロ5への対応など)や、新型コロナやウクライナ戦争などの社会情勢の変化を考えると、しょうがないかもしれませんが、ドルナとの契約を4年残しての撤退はどうだろう?
カワサキ撤退のときも違約金回避のため「ハヤテレーシング」として、1年参戦したりといろいろありましたが、大人の企業の約束を一方的に破棄して違約金を免除なんてありえない。
前回のスズキは休止だったから問題にならなかったんだっけ?
ドルナは撤退の意向を直接スズキに確認しているらしいけど
一筋縄ではいかないだろう。
約束を一方的に破るなんて、相当揉めるだろうな・・・
あと気になるのは2名のライダーの行方だ
ミルはレプソル・ホンダのポルのシートへ座るんじゃないか?
リンスはヤマハのサテライトか?
などの噂が飛び交っているけど、ミルのマネージャーは寝耳に水の自体に相当怒ってるらしい、確かじゃない情報によるとライダー本人はネットニュースで撤退を知ったとの噂も出るほど
しばらく混乱は続きそうです
減った参戦枠
これも噂レベルだけど、減った2台の参戦枠はアプリリアのサテライトチームが穴を埋めるだろうと。
ドゥカティはこれ以上増やせないだろうし、ホンダもヤマハもおそらく増やせないだろうから、新規参戦かアプリリアかって話になるのだろうけど、どうなんかな?
アプリリアの戦闘力が上がっているから、お金出す人いたら口説き落として実現できるのかなぁ
結局文化なんだろう
そうなってくると、一気にサプライヤーもヨーロッパ勢が強くなってきますね
ホンダ・ヤマハだけの日本勢は一気に少数派に成り下がる。
その2メーカーともエースライダー意外は苦戦してるから、数だけじゃなく成績もヨーロッパカップになってしまうのか・・・
そもそもモータースポーツはヨーロッパのものだから、昔に逆戻りしてる感じなのかも
F-1もホンダが何度も参戦や撤退を繰り返し、やれ景気が良いと参戦してきて、景気が悪くなると結局やめちゃう。
そんな姿勢だと尊敬に値しないって意見を聞いたことがある。
やっぱり、何があっても出場し続けるフェラーリのような姿勢で臨まないと、本場の評価は得られないのか・・・
結局は文化なんだよなー
日本はヨーロッパに比べて、モータースポーツに対する文化が成熟してないって事なんでしょう。
エンジンが好き、乗り物が好き、モータースポーツが好き!こんな我々が少しでも頑張って、文化を作っていかないとダメだよね
何もできないし
時すでに遅しかもしれないけど・・・
好きなバイク・モータースポーツを次の世代にも愛してほしい
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