CBR1000RRにETCを取り付けました。
はじめに
今回取り付けたETC車載器は2輪車用ではなく
軽自動車でセットアップした4輪車用です。
インターネット用語でいうところの「自主運用」
通行の際に、
キチンと正規の料金を支払っている(現行の料金設定では軽自動車と2輪は同じ金額)
ので、違法性はない筈ですが、
- 4輪用の車載器を2輪に流用したらいけない
- ちゃんと車買い替えたら、セットアップしなさいよ
という決まりがあるので、規約違反であることは明白。
- その辺の規約的にグレーな部分があるのと
- 4輪車と違い万が一作動しないと、停止バーに衝突するリスクが少なからずあること
そういう側面があるので、真似するのはオススメは致しません。
実行する時は完全に自己責任で。
また、私は整備含めバイクの素人ですので、取付の方法が理想的ではない可能性がありますが
「バカな事やってるな-」
程度に生暖かくご覧いただければ幸いでございます。
比較的簡単な作業ですが、基本を守らないとショートさせてしまいバイクを壊したり、最悪車両火災の可能性もあるので、電気関係の作業は、舐めてかからないように。
そもそも通行の記録などはETCカードにされるので
誰のETCカード使っているかが、本来は重要な筈なんですけどね。
実際、友達の車とか旅行先のレンタカーなどではETCカード挿して使ってるし、それは正しい使い方なのに。
もちろん
軽自動車セットアップの車載器を普通車や大型車にとりつけて
料金を不正に安くしたりすれば、立派な犯罪 「お縄」ですよ。
ETC車載器の購入はヤフオクで
車載器の入手はフリードスパイクに取り付けたときと同様、ヤフオクで。
軽自動車登録と記載がある商品を1500円(+送料510円)で落札。
普通自動車登録より需要があるのか、
軽自動車登録のブツの相場は少し高めのイメージ。
フリードスパイクの時よりは少し割高になりました。
無事に商品到着。
念の為、先に車のバッテリーに繋いで動作確認してみましたが
故障はしていないようです。
電源取り出し
車載器はタンデムシートカウル下に収納するので
その周辺から電源取り出しします。
ヒューズから取ることも考えましたが
よく考えると、ナンバー灯がエンジン始動している間
常時点灯しいるので、そこから分岐する事に。
エレクトロタップなど、不確実な取り出し方法はしたくなかったので、割り込みカプラーを制作。
念の為テスターを当てて+側を割り出して
110型の3極カプラーと2極カプラーを利用して
こういう形でスマートに。
チョット自己満足w
取り出しはギボシでも良かったのですが、コレしかアクセサリー類を取付ける予定はないので、車載器側のケーブルにもカプラーを付けて、ワンタッチで外せるようにしました。
車用なので無駄に長かった電源ケーブルは
途中でチョンギッて
適当な長さでハーネス作り直し。
こんな感じになりました。
車載器取付
車載器はシートカウル内に収めますが、防水と振動対策で、100均タッパーと、台所用スポンジを用意。
ここ(シートカウル内)に水が侵入したことは一度もないので、防水と言ってもただフタをするだけ。
ケーブルを通す穴もコーキングしたほうがいいのでしょうけど、そもそも水入らないし。
見た目は貧乏くさいですが無問題です。
アンテナ取り付け
問題はアンテナ取り付け位置。
見える部分に取り付けると、雨や洗車時に濡らしてしまうし、アンテナを防水するのも面倒くさいので
タンクカバーを外して、この位置、裏側へ入れる事にします。
シートのネジ2本。タンクカバーはネジ4本で止まっているだけなので、作業は楽ちん。
タンクカバーを外したこの位置。
配線類が集中している場所だけに、濡れないようになってるはずなので、隙間に固定してやります。
固定方法は両面テープを予定していましたが、フラットな部分がないことと、そばの配線がちょうど都合よく配置されていたので、タイラップ2本で固定します。
ガラスに貼るタイプのアンテナなので、両面テープの跡がある方を上に向けます
取説には厳密に角度とかが規定されていますが、適当に固定。
ほぼ真上向いてるかんじ。
車に取り付けた経験でいうと、上方に電波を遮る人体や金属部分は無いし、コレで反応してくれるはず!
あとは、なるべく支障ないように、配線を取り回して
タンクカバーを元に戻します。
車から抜いたETCカードを挿入。
自己診断の後に緑のランプが点灯したら正常にカードが読み込まれている合図らしい。
どうも一番安い車載機らしく、音声案内も無いし、カードのイジェクトボタンも無いけど無問題。
これにて、取付無事終了です。
ドキドキの通行テスト
さてドキドキの通行テスト
念のために夜間。
ETC・一般の共用レーンがある南風原ジャンクションへGO
作動しなければ素直にチケット取りますw
走行中に写真は撮れないのでアレですが、恐る恐る徐行したら、バーが上がって無事に通過。
西原ICで精算ゲートへ
無事に「軽二輪150円」の表示が出て一安心。
何故かその後、大雨(雷付き)になり豪雨の中、復路でもう一度テストし、謀らずも防水テストまで完了w
沖縄での運用では料金的メリットは一切ありませんが
料金所通過の手間が無くなり、快適なバイクライフになりそうです。
とりあえず使えることがわかったので、軽自動車と2輪車の料金が同じ間は、使い続けたい。
料金に差がでて、二輪の通行料金が割安になったら、素直に2輪用ETCを買うことにします。
改めて
軽自動車登録の4輪車用のETCを2輪車に流用する、
いわゆる「自主運用」をお勧めする記事ではありません。
個人的な解釈と財布と相談(ここに金かけるなら、タイヤ代に回したい)
リスクとメリットの天秤を掛けた結果を報告しただけで、自主運用の是非についてここで、議論するつもりはありません。
正直、2輪用のETCの値段が高い理由は十分に理解しています。
防水対策・防振対策・4輪と比べて圧倒的に数が少ないなど、高い値段設定をしないと、そりゃ引き合わない筈です。
バイク屋さんにとっては営業妨害だとか、素人なのに自分で取り付けるのは如何なものかなど、いろいろ意見も有ると思うけど、自分の責任で触る分には問題ないのかなと。
そういう事を言っちゃうと、タイヤ交換やブレーキパッドの交換。エンジンを開けちゃったりとか、そっちのほうが圧倒的にマズイですよね
バイクいじり全般について言えますが、正直バイク屋さんの工賃は安いと思いますよ。
素人がやると工具買わないといけないですし、効率悪くて時間掛かるし、趣味として割り切れる人じゃないと、ハッキリ言って引き合わないです。
それでもやっちゃうマゾな人が、一部のバイク乗りなのかも。
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