細かく見てみる

前編からのつづき

届いたFHNF100を細かく見てみます。

THNF72との比較

THNF72(小ベンツ)と並べてみました。
もともと1/4のボディーに3/8のスクエアをぶち込んだだけあって、ヘッドの大きさが全然違いますね。

切り替え部分(ベンツ)の材質が違うようです。

品番から分かる通り小さい方が72ギア、でかいのは100ギアですが
回してみた感じはあまり差はないように思える。

ブレーカーバーとの比較。

約20年使用しているSnap-onのブレーカーバーとの長さ比較。
当時始めて手に入れたSnap-onだったので思い入れがある工具です。

パキッと緩めたあと、ドライバーみたいに立て回しするというスタイルはバイク整備では有効なので、スイベルラチェット入手するまでは使用頻度高かった。

並べてみると
グリップはラチェットの方がかなり太いですが、長さはほぼ同寸法(公称310mm)

なるほどそういうことか!

ギア機能を持たないブレーカーバーのほうが強度は高いんでしょうけど、ヘッドの大きさとグリップの太さから、ラチェットのほうが丈夫そうにすら見えます。

DEEN 3/8SQスイベルラチェット DNR3F-10との比較

現在メインで使っている
DEEN(DNR3F-10)との比較。

全長が
Snap-on 310mm
DEEN  275mm

使い慣れたこともあり、275mmが一番使いやすいサイズなのかもしれない
トーニチのトルクレンチとほぼ同じ長さで同じ感覚で使えるしね

プッシュリリース機構は、ソケットとの相性問題も無いし非常に具合が良い。
ただ回転方向の切り替えスイッチは、圧倒的にSnap-onの方が軽くて切り返しやすいですね

重量は
Snap-on 445g
Deen   365g

この重さが実際使用したときに許容できるか若干不安。

ヘッドのサイズ比較。

Snap-on 43.7mm
Deen 42.5mm

若干Snap-onが大きい。
感覚的にはもっと差があるかなと思ったけど、測ってみると1.2mm差。

ヘッドの厚み比較
Snap-on  30.1mm
Deen 32.2mm

プッシュリリースの分Deenが厚いですが、ギア部分見るとSnap-onが3mm厚いので、その分強度は確保されていると思われます

ついでにTHNF72とDeen DNR3F-06の比較

ついでに以前から所有している2本の比較。

長さは
Snap-on 175mm
Deen 155mm

ギアの感触はほぼ同じような感じ。あまり差を感じません。

重量は
Snap-on 120g
Deen 155g

Snap-onの方が全長が長いのに、持ったらすぐわかるほど軽いです


でかい方もそうですが、切り替えは圧倒的にSnap-onの方がやりやすい。
プッシュリリースがソケットの脱着がやりやすいのでどこを重視するかによって評価が分かれるかもしれません。(私自身がそこだけが気になってDeenを買い足した経緯がある)

ヘッドの横幅は
Snap-on  30.4mm
Deen 32.25mm

パッと見でもSnap-onの方がコンパクトです。

ヘッド厚み比較
Snap-on 25.3mm
Deen 30.8mm

こちらも圧倒的にSnap-onがコンパクト。

NSF100のプラグ交換するときなど、スペースが狭い部分で使うには大きな差になりますね。

THNF72は軽くてコンパクトでめちゃくちゃ手に馴染むし、本当に傑作ラチェットで抱いて寝たいと思うくらいなのですが、Zealのソケットを使用したときに嵌め合いが硬すぎるのが唯一の欠点。

ソケットもSnap-onで揃えればいい話ですが、流石にそれは・・・

Snap-on FHNF100をメルカリで購入まとめ

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