可変排気バルブ常時開放

CBR1000RR(SC59)のマフラー

最近のバイクらしく音が静かで、よく「交換しないの?」って聞かれるけど、形も含めて、結構気に入っている。

「とりあえずマフラーは変えとかないと」っていう他車に比べると、そのままでも全然イケると思ってるんだけど・・・

本当はこういうのがほし…(略

個人的に爆音のマフラーは必要としてない反面、音が静かすぎるのも、他の車などに気づかれにくくて安全面でもどうかなと思うので、ちょっとだけ手を加えてみた。

構造を調べる

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サービスマニュアルで構造を見てみると、ノーマルマフラーの構造図

結構複雑なのね・・・

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スプリングによる排圧バルブと、電子制御による可変排気バルブがあり、低回転では排気に抵抗が掛かるようになってるらしい。

構造図を見ながら妄想するに、7〜8千回転で作動するという排圧バルブは、低速トルク増強の助けになっていそうだけど、可変排気バルブの方は、厳しすぎる騒音規制対策っぽい雰囲気

本来の姿に戻ってもらうために、可変排気バルブを開放してあげます。

作業していく!

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※ノーマル状態

見えにくいですが上大きい側の排気口が、金属のフラップでフタされてます。

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まずシート下のカバーを外します。

3本のクリップを外すだけなので簡単なのですが、スペース的に厳しいので、全長の短いスタビドライバーが必要です

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カバーを外すと出てくるサーボモーターのプーリーを
時計回りに90度ほど回して、ワイヤーを外します。

外したらプーリーを反時計回りに回して元位置へ。

コレを忘れると、賢いECUがエラー表示を出しちゃうようです。

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※施工後

パイプの中なので見えにくいのですが
エンジンかけてない状態で、排気口が開放されました。

これが多分本来の姿でしょ!?

試しに一瞬エンジンを掛けてみましたが
少しだけ音が太くなり、バイクらしいサウンドになりました。

まだ実走してないのでわかりませんが、たぶんネガは出ないはず・・・。

3年後、車検に持って行きましたが純正マフラーだと音量の計測すらされませんでした

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