色収差 vs Lightroom

最近は、レンズをフルに持ち歩くことが多くなりました。

そんな中、意外と使用頻度が高い魚眼レンズ

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去年、ヤフオクで釣り上げたシグマ製

写真にバリエーションを付けられるので
気に入って使ってるのだけど、
純正に較べると所詮安物(十分高いけど)

純正はぜってぇ買えねぇし使ったこともないのだけど
やっぱり細かい部分で不満も出るわけで・・・

Lightroomで色収差補正してみます

例えばこの写真

0u3a6510

これは完成後ですが

補正前のピクセル等倍写真を見ると・・・

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拡大してみるとわかりやすいですけど
凄い色収差がでて、赤縁取り、緑縁取り凄い・・・

そもそも色収差とは?

色収差いろしゅうさchromatic aberration )とは、レンズ類で像をつくるときに、レンズ材料の分散が原因で発生する収差で、像の色ズレとしてあらわれる。

Wikipediaより引用

私も理論的なことはよくわからないのですが
写真を拡大してみると一目瞭然です。

それがLightroomの魔法を使うと

alog_lrcat_-_adobe_photoshop_lightroom_-_%e7%8f%be%e5%83%8f

ウソのように色収差が補正されてしまいました。

しかも触ったのはこれだけ

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本当に魔法のようです。

一般的に
安い値段のレンズは、高価なレンズと比べると
色収差だとか湾曲収差(水平線が歪んでしまう)
が出やすいもの。

それをソフトウェアで一発補正できてしまうのでは
高いレンズを買う意味が薄れてきます

また、
ノイズ除去も強烈に効くので
ノイズに強いフルサイズカメラに買い換える必要ないんじゃね?
って感じになってしまいます

レンズに投資するよりも、
Lightroomに投資したほうが、確実に安上がり(*´∀`)

Canonの純正RAW現像ソフトのDPPでも
こういう補正はお手の物ですが、向こうはTAMRONやSIGMAのような
サードパーティー制のレンズには対応しませんので
やはりLightroomにアドバンテージがあるように思います。

もちろん
最高の機材で撮影したほうが、より良い結果になるのは当然なので
財布が許せば、機材につぎ込んでしまうのだけど

こういう検証をすると、概念が変ってきてしまいますよね。。。

追記:調べるとこの件に関しては、過去にもう少し詳しく書いてました(´ε` )

※こちらも合わせて読んで頂けると幸いです

また、リンク先からさらにリンク貼っていますが

やっぱりそうなの。 - 及川 均 Logbook
前回、S90での水中写真でワイドコンバージョンレンズのケラれが写っていることで、JPEGとRAWで画角が違うことに気づいたという記事を書きましたが、気になってたので陸上写真でもう一度検証してみました。JPEGRAW過去の写真ではありますが、...

友人のプロカメラマン
及川氏の検証も、非常に興味深いです。

合わせてどうぞ!

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