前編より続く
4本目走行開始数周目。
カイザーコーナーに飛び込んだらリアが滑って挙動が乱れる。
スロットルを戻したら滑りは止まったものの、態勢が崩れたままコースアウト
必死に速度を落とそうとするものの、変な態勢だったからなのかうまくブレーキングできない。ほぼスピード落ちないままで、直角に近い感じでクラッシュパッドに突っ込んでしまった。

そのまま左側に倒れ
下腹部を打った影響ですぐに起き上がれない。

GFRの皆様と、マーシャルの力を借りて立ち上がり、バイクはピットまで押してもらった。
助けていただいた皆様に感謝です。
なぜクラッシュパッドに激突するまでスピードを落とせなかったのか?
この時は原因がよくわからなかったのですが、数時間後それが判明することになる。
被害状況
フロントからクラッシュパッドに突っ込んだのでアッパーカウルがボロボロに。

この写真では伝わりにくいですが・・・・

不用意に持ち上げたら完全に分割されたw

カウルの内側のアルミのメーターステーがポキっと折れとる。
なかなかの衝撃。
これが折れるとカウル取り付けられません。。。。
心配されたフロントフォークですが
押したり引いたり、外したり回したりして観察してみても目視では曲がってないように見える。
多分大丈夫
できるだけ修復
メーターステーは英明さんに借りることに・・・

出張中の英明さんに連絡して話をつけて、奥さんしかいない家に上がり込んで、勝手に工具使って取り外して確保。
本当に助かります・・・
割れたカウルは徹夜で直そうかと思ったけど流石に心が折れたので、同じクラスを走る由美ちゃんに提供してもらうことになった。
身体とと心さえ癒えれば、レースに出場できそうだ

見学しに来ただけなのにガッツリ手伝わされる人w

本番が雨になるのはほぼ確定っぽいですが、一応ドライタイヤも作ります。
ここでクラッシュの原因発見!
最後に、レインタイヤをつけたサブホイールに付け替えて整備終了。
アクスルシャフトをトルクレンチで締め付けて、最後にブレーキレバーをニギニギ。
「あれ?」

何度握ってもレバーに手応え耐えが戻らない。
クラッシュの衝撃でどこか緩んでフルードが漏れてるのか???
各部チェックしてみるものの漏れはなさそうだ
マスターシリンダー側とキャリパー側のブリーダーバルブからエア抜きするもやっぱり手応えは戻らない。
「マスターシリンダー抜けてるやん」
なるほどそうだったのか・・・

去年の12月
整備ミスからスロットルが戻らなくなった時でも、反射神経でスーパーブレーキングで激突を回避したのに、今回は速度を落としきれなかったのはそういうことだったのだ・・・
取り付けから満2年
気に入って使用していたRCBのラジアルマスター
御臨終です。
今まで取り付けたパーツで一番気に入ってて
走りを変えてくれた部品だと思っているので別れがつらすぎる。
といってもこういう事態になっちゃたから
同じ部品をまた使うのも躊躇うよな・・・
間に合せで外してあった純正のマスターシリンダーに交換
ラジアルマスターに染まった身からすると、ブレーキのタッチに悪い意味で驚愕。
これはレース本番のウエット路面で握りゴケする未来しか見えない・・・
結局午前中の練習で帰宅する予定が、午後のラストまで整備してました
トホホ・・・
まとめ
前回のククル練で久しぶりにノークラッシュデーだったのを喜んでいたのもつかの間・・・
またもダメージ大きいクラッシュしてしまうとは
体は下腹部にタンコブができて、オールーになってるし
右足首と左太もも外側にも多少ダメージあり。
最後に原因が判明したことで再び走り出すのに正直恐怖もある。
今回のトラブルが別のコーナーで起こっていたら?
ホームストレートで抜けちゃったら1コーナーでもっと酷いことになっちゃうよね?
そもそも整備にもっと気を使っていたら防げたもんだろうか?
こんなこと考えたら本当に走れなくなっちゃう。
それでも
すぐにパーツの手配に奔走しているぐらいだから、そんなに深く考えてないんだろうな・・・
まだ辞めるなってことなんでしょう
気を引き締めて週末のレースに挑みます
追記
※翌日バラしてみた
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