クランクケース小加工~洗浄~ベアリング打ち込み

検品

※ここから続く・・・

届いた純正パーツを検品

いくつか品番変更があって少し戸惑いましたが
注文間違いは無いようだ(注文漏れは一つあったけど・・・)

注文漏れしてたオイルシールは、南海部品さんに在庫があり無事入手。

助かります。

オイル通路のオリフィス拡大

新品で届いた、左右のクランクケース。
だらだら点検して組み込む準備を始めます。

最初に小加工。
オイルポンプ近くのオイル通路の穴を拡大。

大昔にやった作業ですが思い出しながら進めます。

前回加工したのは最初に115㏄化したときに、タケガワ製のオイルポンプ取り付けたときなので

このあたりの時期でしょうか。
もう14年前になるみたいです・・・・。

当時購入したタケガワ製のオイルポンプのマニュアルを参考に、穴を拡大します。

2.5mmのドリルの刃(ダイソー)を用意して貫通しないように慎重に。

対象がアルミなので、ダイソーのドリルでも余裕です。

拡大前

拡大後

だいぶ大きくなりましたね。

ちなみにタケガワは2.5mm指定ですが、キタコは2.0mmが推奨。
このあたりはメーカーの見解の違いなんでしょうが、大きければいいというものでもないらしい。

4輪では機種によって、わざわざ径を絞るキットが売られていたり・・・
奥が深そうです。

気になる部分を整えて洗浄

細かいところを観察。

ヤスリとペーパーでちょっとしたバリを取って、合わせ面をオイルストーンで軽く摺って整えます。
この辺りは、やらなくても問題ない部分でしょうけど、おまじない的に。

こういう、どうでもいい部分に時間を使えるのが素人作業の特権ですからw

切子も多少出てるはずなので、大量に作り置きしてあるメタルクリーンで軽く洗浄
オイル通路は念入りにエアブローしておきました

ベアリング、シール類を打ち込み

オイルシール打ち込み。

これは楽勝。
手で押し込めた。

下準備で予めベアリングを冷凍。

ケースを日光でやんわり温めていたので、
右ケースの2個は楽に入ったのだけど、左ケースの2個で苦戦。

最後の数ミリで奥まで入らないから、ハンマーを替えて叩きまくったのだけどびくともしない。
今まで何度かベアリング入れ替えたけど、ここまで入らないのは初めてだったので戸惑ったのだが

最終的にヒートガンで炙ったらすぐに入ったw

ベアリング冷凍するぐらいだったら、事前にヒートガン使えよって話ですよね
日光の力を過信しすぎたwww


※だいぶ前にアストロで購入した専用工具。
最初に買ったときは、使用頻度考えると工具代の元なんて取れないと思ってたけど、結構使ってる・・・

2023秋エンジンブローまとめ

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